コリドラス水槽にソイルコーナー追加!
本日は以前書いた「コリドラスと底床」の続きの様な感じの記事ですね。いろいろと変化がありました。

まずこちらがセッティング当初のレイアウトです。
前景に津軽プレミアム、中景に輝板石、後景に大磯とオセアニア砂利のブレンド(時々ソイル)ですね。
いや~今見るとゴチャってますねぇ。いろいろやりたくて仕方がないって感じが伝わってきます。枝流木なんか転がしちゃってまぁ。
最初のトラブル
このレイアウトのままコリドラスを導入したわけですが、しばらくすると流木のくぼみにあのいや~なグリーンの発色が出てきたんですよ。そう、藍藻です。シアノバクテリアです。
流木表面の藍藻は、すでに入っていたブラックモーリー部隊が片付けたのでしょうが、くぼみ部分までは及ばず残っていたという感じでしょうか。
ここで「はっ!」としたのです。コリドラス5匹が入って、餌の量がグン!と増えて、それに伴って糞の量もグン!と増え、さらに足りてないろ過フィルター、そして水の硬度を上げてアルカリ性に傾ける大磯、そして輝板石も多少なりその手助けをするだろうと。つまり、水中の栄養が増え、水質は硬度高めのアルカリへ・・・まさに藍藻にうってつけの条件(;´Д`)
ということで、手っ取り早くまず輝板石を撤去したのでした。大磯はもはや分離できなかったので。

大分スッキリしました。そして最初の画像と見比べてもらうとわかるのですが、フサフサの緑苔が流木全体を覆っています。
このフサ苔、石や砂利につくと見た目が悪いのでゴシゴジ落とすのですが、流木に生えてる分にはむしろ良いなという感じで残しています。これについてはまた別で書こうかな。
ソイルへの想い
輝板石を撤去して、きも~ち藍藻も減ったかなという感じでした。

こちらは水槽左側の流木隠れ家
そして最近、思い切ってソイルコーナーを作ろうと思ったのです。
ソイルには水質を弱酸性の軟水にする効果があり、コリドラスにとって理想的な水質になるのは間違いないのです。が!メンテナンスの観点から底床材としてあまり用いられていない感じですね。
砂利はプロホースで水と一緒に吸い込んでゴシゴシ洗っても大丈夫ですが、ソイルは土を丸く焼き固めたものなので、ホースで吸うと泥が舞い、ゴシゴシやるとボロボロになり黒く濁ります。
しかしそれを恐れて掃除しないと、その底床は糞や餌の食べ残しが溜り、良くない細菌の温床になりかねないという。
そのため僕もソイルは水草周辺にしか敷いていなかったのですが、最近動画でホースの水量を調節してソイルの中のゴミだけを取る方法があると知り、それだ!という感じでソイルを注文したのでした。まだその調節やったこともないのに・・・

水草用のやつで「水質を弱酸性にする」との文言が入っているやつを3Lばかし購入。ちょっと量が多すぎたな。まぁ他の水槽にも使えるのでいいのですが、コリドラスのソイルコーナー用としては1Lあれば十分でした(´Д`;)

さてそして、どうやって水を濁らせずにソイルを注ぐかというと、この秘密兵器を制作しました。制作時間1秒です。そして結果から言うと、中央の連結部分にソイルが詰まりまくって結局ソイルコーナーの上からサラサラ~っと流し入れました。に、濁らなかったよ(;´Д`) まぁ本来の手順は水を全部抜いてソイルを敷いて優しく注水ですからね。量がそこまでだったのでそのままやりましたが。

ソイルだけギュッと詰めたら通気がいまいちかなと思い、使っていなかったろ過材を底に敷いています。パワーハウスの微酸性ですが、もはやその効果はなくなっていますね。

レイアウトを変えるので、もしかし使うかなということで熱湯消毒しておいた自然石たち。ほとんどがパック売りされてた謎の石ですね。左の黒いのは拾ったやつです。

隠れ家として使っていた流木を倒し、それをソイルコーナーの外壁とする感じにセット。まずろ過材を敷き、鉢植ネットで抑え、左右の流木とガラス面の接地部分はソイルが漏れてきそうなので同じくネットを挟んでいます。鉢植ネットが水中だと浮くので石を置いたりしています。

ソイルを入れました。上の方でソイル漏れしそうなところには自然石を置いています。落ち着いたら撤去予定。
そして、なんとも切ない成長をしていたタイガーロータスをこちらに移動し、以前巨大不明生物が発見された水槽に生えていたアマゾンチドメグサの水上葉も2つほど配置してみました。(ちなみに、最初の方に植えたピグミーマッシュルームは気づいたらいなくなってました(´Д`;))
ソイルコーナー、通称「コリドラス農場」の爆誕です。設置してから数日は、警戒心が強いのか農場の存在は無視されていましたが、しばらく経つとむしろここが好きな子もいるようですね。トカンチーニョ君とか。
設置した次の日にpHを測定すると・・・なんと弱酸性に!やはりソイル、恐るべし。
pHの記事はまた改めて書こうと思います。(2019.8.20 pHの記事も書いたのでよければ!)
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