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ミズダニ撲滅 -ファイナルシーズン-

害虫関連

突然ですがこのブログ閉じます。近々。そしてなんか良さそうな別のブログに移ります。

ミズダニとの戦い

もう疲れました。何が。そう、ミズダニとの戦いです。

水槽に発生したミズダニ。詳しくはミズノロダニ。ソイルや砂利や流木、シリコン部分、エアチューブなどについている黒い点々。水棲のササラダニ。ゆっくり動くダニ。リセットしてもリセットしても増えてくるダニ。

栄養系ソイルを1ヶ月くらい水換え無しでヒーター、フィルターは回して放置し、アンモニアが下がらないのでバクテリアを入れたらアンモニア減少と共に発生した南米プラナリアとミズダニ。ソイル由来なのか、バクテリア由来なのか、水由来なのか、大量に湧いた南米プラナリアとミズダニ。全てはそこから始まった。もう6年も前のこと。

一時期無視、からの大量発生、からのリセット、からの逆襲、からの無限ループ。

諦めと考察の狭間、もう今回、最終決戦を挑みました。もうくたくただよ……

最終兵器投入

ミズダニの成虫は割りとすぐに見つけられます。しかし、これまで幼虫や卵は一切確認したことがなかった。ならば、人類の叡智を使って見つけるしかない。

 

顕微鏡 microscope

顕微鏡なんていつ以来だろうか。正直、ミズダニのためにお金を使うのが悔しかった。けれど、やるしかなかった。

ネットで見ると2500円の物を発見。最安値。さらになんか3000円以下半額クーポン的なので1250円。レビューもそんな悪くない。ミズダニに使う金額としてちょうどよい。

届いて開封したときの第一声「か、軽い・・・」 これは不安が大きい。

昔、学校の理科室で使っていた顕微鏡はもっとずっと重かった印象。そう、これは、この軽さは、オモチャの軽さなんよ・・・

なんかピントもうまく合わないし、付属品もイマイチで「やっちまったか?」と思いつつも、スマホをセットできるという利点は素晴らしく、頑張ればミズダニレベルは見れた。そして何より、ついにミズダニの幼虫を捕まえることができたのだ。神。

ミズダニの幼虫

これまでは肉眼が頼りだったので成虫のみ、しかも薬浴実験後も確実に死んでいるのかどうなのかの確認も怪しいところだった。しかし、このお手軽顕微鏡のお陰でついに想像の中だけに登場していた幼虫の捕獲に成功。

ミズノロダニ

成虫を捕まえた際に偶然捕まえていた幼虫。この個体はかなり小さい。そして透明だ。顕微鏡で「この位置にいる」と確認した後に肉眼で再度見ても分からなかった。

ミズノロダニの幼虫

少し育っていそうな個体。多分おしりの方にあるのは糞?ダニ界隈で言われるところの糞バーグ?だろうか。やはり成虫はたくさん確認できるのに幼虫は一切わからないのは体が透明だったからなのだ。

ついに捉えた幼虫。ここから、現在進めている最終計画への道筋ができたのだった、、、

 

ミズダニ撲滅最終計画

そう、今家ではミズダニは「湧く」存在から「飼育・観察」する存在へと変化している。部屋の一角にミズダニ育成コーナーがあるのだ。こんな日がくるなんて誰が想像できただろうか・・・もう疲れたよ…

何度も繰り返してきたリセットが意味をなさずに逆襲にあっていたのは「卵」が原因で間違いない。成虫は熱湯と薬浴で駆除できると判明している。その際、目には見えないが幼虫も駆除できていただろう。

しかし卵はワンチャン薬や熱湯にも耐えるのではないかと思う。水や魚の体にくっついて生き延びた可能性も小ささ故に高いだろう。

どれだけ丁寧にやっても、卵は確実に、100%混入するという前提で臨む。そして、叩くのは幼ダニだ。

またこれまでの失敗を踏まえてフィルターや流木は一切隔離水槽に入れない。ヒーターとエアレーションのみ。隠れ家は石。

そうでないと100%の薬浴が実現しないよなという今更ながらの気づき。負担はかかるかもしれないが、ろ過もバクテリアも何もない、新水に慣れさせる。

頃合いをみて隔離水槽の完全熱湯消毒と魚たちは新水にドボン。これまでの水は極力入れないように注意する。そして、その上でのトロピカルN薬浴を定期的に行う。なかなかにハードな水換えの日々です。

捕獲した透明な幼ダニたちを観察していたところ、捕獲から17日くらいで体が茶色に変化していった。これは恐らく最後の脱皮を終えて成虫になったのだろう。

捕獲した時点で孵化後何日経っていたか不明だが、幼虫が成虫になるまでには2週間ちょい時間に余裕があるということがわかった。つまり、もし今隔離水槽を漂っている卵があったとして、そいつが次の卵を産むまで17日以上はかかるということだ。

一番知りたいのは卵の孵化日数だが、これはマジで情報がない。やれることと言ったら、この成虫になったダニたちが今5匹いるとしてそれが何日で6匹になるかという観察だが、果たしてそんなに気力が持つだろうか・・・

実は最初のトロピカルN浴の際に大切な魚2匹、2回目の薬浴で1匹落としてしまっており、それもあってブログを変えようかなと・・・なんと最後のコリドラスがいなくなり・・・

ミズダニのいない水草水槽がやりたいので今回ガチモードになりましたが、これでも根絶できなければ、ダニの繁殖力というより、自分のセンスの無さにかなり落ち込みそうです。

上の処置をしている間、45と60のフィルターは水槽ごとハイター浴をしたわけですが、薄かったのか全然死ななかったミズダニにドン引きしております・・・

先に消えるのは僕かミズダニか・・・