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新魚導入! -SNトカンチーニョ-

2020年2月28日SNトカンチーニョ

前回の記事でようやく60cmコリドラス本水槽のメンバー紹介が終わったと思ったら、なんともう新しいコリドラスの紹介かよ!出会いには逆らえない・・・

まぁアクアリストなら良くある話で、カルキ抜きなんかを買いに行った予定が、偶然売れ残っていた魅力的なコリドラスの、しかもラスト1匹を発見してしまい、お迎えという流れですね。(下の方に詳しく書きます。)

ということで、ご紹介いたいします。コリドラス・ショートノーズトカンチーニョです。

この名前で売られていたのでそう呼んでいますが、特に学名があるわけではないようですね。わざわざ”ショートノーズ”とついていたのでセミロングやロングノーズもいるのかな。コリには大体、ノーズのバリエーションはありますからね。

ネット上にコリドラス・ユウナと同じコリドラスとの情報もありました。入荷してくるときの名前によってかわるのかな。それともびんみょ~な違いがあったり?

特徴は全身に小さめのスポット、そしてアイバンドと背ビレのブラックトップ、また背ビレ基底にも黒が入っており、いろんなコリの特徴が詰まっている感じでしょうか。鼻先までしっかりスポットが入っているのがトカンチーニョらしさっぽいですね。

気になるスポット系のコリ

実は、当初からスポット系のコリドラスは1匹は飼育したいなと思っており、候補を上げていたのです。

  • アトロペルソナートゥス
  • スポットバーゲシィ
  • フレックス
  • ラージスポットアラグアイアエンシス
  • ロンドニアⅧ

この辺りでいい感じの子がいたらなぁなんて考えていたり。

っておい!スポット系ならアルボリさんがいるじゃねぇか!という意見もありそうですが、うちのアルボリさんはあんまりはっきりしたスポットではないんですよね。むしろ飴コリ系の部類ですね。

 

トリメン水槽では落ち着かない感じだったが、本水槽ではのびのび。

 

トカンチーニョとの運命的な出会い

さて出会いですが・・・

ショップのコリドラスコーナーをじっくり見て回っていると、「ショートノーズトカンチーニョ」と名前だけ書かれた簡素なポップを発見して立ち止まる。

手元にある唯一のコリドラス特集雑誌(10年前のやつ)の中に「トカンチンス川のコリドラスは飴色の体色が多い」という一行があったのを思い出し、どんな子なんだろう?と水槽内を探す。

しかし、水槽中央に水作先生が鎮座されており奥が全くわからない、売れちゃったのかなぁなんて思いながら2周3周店内を回って確認すると、水作裏のロクソゾヌス群の中に、明らかに違う模様の、しかもスポット模様の子がチラッと見えた。写真付きのポップはロクソとエレガンスのみ。あの小さいスポット君は恐らく・・・

さっそく店員さんに確認すると、わからなかったようで別の方を呼ばれ、しばらく協議された結果、SNトカンチーニョだろうということになり「その子ください!」と決定。

いや~とうとう、ネットではなく直接目で見て選んだ子が家にきましたね。まだ4cmないくらいのサイズで可愛いし、スポットだし、トカンチンス川産だし、とても楽しみなコリです。

 

トカンチーニョの故郷

ってかトカンチンス川ってどこ?という方のために、地図をかいてみました。雑なやつを。

この赤い川ですね。アマゾン川の本流よりやや下ったところにあります。

トカンチンス川というと、まずワイルドオスカーのクラッシピンニスが思い浮かびますね。あとはスカーレットトリムプレコなんかもいいなぁ。魅力的な魚多し。

アラグアイア川は、トカンチンス川最大の支流とのこと。上のリストに入れたアラグアイアエンシスはこの川のコリドラスですね。どちらもスポット模様ですね。

そして、アルボリネアートゥスは昔、シングエンシスと思われていたという情報も合わせると、アラグアイア川の上にあるシング―川産であろう本物のシングエンシスは、やはりスポット模様ということになり・・・

なにやら本流より南はスポット系が多いのかななんてことも。

長くなりましたが、さて、このトカンチーニョ君は果たして、今後どう変化していくか、また様子をご報告いたします。