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3cmのウルスカ飼育

2022年12月31日ウルスカ

テンションを維持できている内に色々書いてみます。

まずは発作的に飼育を開始したウルスカから。

いきなりラスボス

トリム系のプレコはずっと憧れていましたが、最初にウルスカに行くとは思っていませんでしたね。一番の推しはツクルイのスカーレットトリムでしたし。

今年の年始くらいにネットで突然画像無しで「ウルスカ 3cm 5980円」という衝撃の文字列を見つけ、W氏に相談しながら気づいたらお迎えしておりました。

隔離水槽、サテライト

余ってる水槽はあったのですが、あまりにも小さく餌の管理などを考えて急遽90水槽内に隔離ケースをこさえました。右側から強めの水流を当て、糞や残り餌は左側のエアレーションで90cm水槽へ行くという簡易的なものです。

ウルトラスカーレットトリムプレコ
ウルトラスカーレットトリムプレコ
ウルトラスカーレットトリムプレコ、ドンキーフェイス、ウルスカベビー

届いたウルスカは3cmの本当に小さい個体でした。ものすんごく臆病な。

そして2、3枚目の画像を見るとわかると思うのですが、まさかのドンキーフェイスw いやはや、通販のときはちゃんと画像確認してからじゃないとだなと痛感した個体ですね。プレコはブリードはドンキーになりやすいのかな?てかなんで1枚目はドンキーに見えないの?w 不思議?w

まぁしかし、初めてのトリム、しかも天下のウルスカということで、大事に育てようと思ったのでした。ドンキーフェイスだけど。でもウルスカ。でもドンキー。

 

小さなプレコを大きくしたい

90の隔離水槽に導入したドンキ…ウルスカくんは、基本的に流木の窪みにすっぽりとハマるという生活を送り、僕はその流木の下に小さくしたキャットを置いては遠くから様子を伺っていました。

人の気配や振動などで一瞬で窪みに戻ってしばらく出てこないあたり、かなり警戒心が強いと感じました。いや、なんなら気配がなくても本能的に定期的に安全エリアに戻ってる雰囲気ですね。

そんなドンキー君をなんとか大きくできないか、30cmとかは無理だとしても15cmくらいにはしたいなと思うようになり、プレコの成長速度・成長促進について色々と調べていました。

多分結果的には、多くの方が言うように、水量+水流+換水+栄養しかない感じですね。素直にそれをやっておけばよかった。

何を血迷ったのか、僕が選んだのは止水+ミジンコでした。

ミジンコ

なぜそんなことをしたのか。

あるネットの記事を見ていて、現地アマゾンでは川に潜ると石にプレコの道ができているという話がありました。

プレコは苔を食べながら石の上を進むため食べ跡が道になり、それを辿ると楽にプレコを捕まえることができるということなのですが、重要なのはそこではなく、プレコは苔を食べながらそこに潜んでいる微生物や小型の甲殻類やなんかも一緒に食べ、なんならそっち狙いなんじゃないか?みたいなことが書かれていました。

それを読んだときに、なるほどだったら水槽をミジンコで満たしてやれば、プレコはいつでも餌食べ放題で、急成長するのでは?と思ったわけです。からの、ミジンコの育成には止水というわけで、上の画像の様な水槽が爆誕。アホか。

 

ミジンコ

ミジンコと濃縮クロレラ液みたいなのを購入し、さっそく試すとあっという間に爆殖。そしてその増えたミジンコたちは光に向かう習性のため水面へ。プレコの住む流木内には数匹が泳ぐ程度と。お、おい、おいぃぃ!!!

ただただ、水流が好きなプレコを止水の変な水槽で飼ってる変なやつがいただけでした。

アルビノミニブッシープレコ

この時期、ライバルがいれば食欲上がるかな?との思いでホムセンにいたアルビノミニブッシープレコを導入。400円くらいだったかな。3cmほどとちょうどよく、毎日オラオラとウルスカに喧嘩を仕掛けられていたのは申し訳なかったですが、おかげで徐々にウルスカの警戒心がなくなっていったような気がしました。

そうしている内に、この水槽はコケが大変なことになり、ウルスカは水槽全体が暗くなったせいかよく泳ぎだしていましたが、特に成長を感じることはなく、代わりにブッシー君がどんどん大きくなっていきました。

 

プレコ育成水槽

このままではらちが明かないと一度リセット。コリドラスやアカヒレも迎えて「普通に」飼うことに。最初からそれでよかったなぁ… いや、ミジンコではなくイトメを毎日流木に入れてやった方がよかったかな。それはそれで病気が心配か…

 

プレコ育成

からの、何を思い立ったか忘れましたが、流木の密林水槽へレイアウト変更。ホムセンで買ったバクテリアが住んでる白砂?が眩しい。

そしてこの辺から確かウルスカは30cm水槽で単独飼育を開始し、キャットやアカムシなどで育てつつも、基本流木の影で見えないという感じの生活になっていきました。

  

最近の様子

プレコ水槽

現在は輝く様な砂の白さは失われ、まぁなんか雰囲気ある風のこの水槽でたくさんの仲間達と暮らしています。ただ、近々一度リセット予定ですw 念の為のリセット。

ウルトラスカーレットトリムプレコ

家の小さめのプレコたちはみんな特定の場所に永住はせず、なにかいざこざ?があった時などに席替え的な感じで住処が変わっています。そして大体、見えてもこんな感じで尻尾のみみたいな。

この写真は確か、ずっと濃い黄色だったウルスカのヒレが、腹ビレや尾ビレ下側だけオレンジになってきて激写したやつですね。少し前から餌に「バイブラバイツ」を追加したのが影響したのかしてないのか。

 

ウルトラスカーレットトリムプレコ

唯一撮れたまだまともな写真。どうでしょう、恐らく普通の飼育者さんだったら1年でもっと大きく育てられたと思いますが、なんかすごい遠回りというか、変なことをしたために1年で数cm?くらいしか育たなかったですね。

ウルトラスカーレットトリムプレコ

飼育者としては、全く成長していないと思っていましたが、比べると結構がっしりしてきてはいますね。胸ビレがバタフライレインボーみたいになってたのが水平になったり、あとは少しだけドンキーが解消されてきた?というところでしょうか。一時期止水にしてた割にはよく伸びてくれました。顔よ。

実は、このウルスカの育たなさを肌で感じたので「ワンチャン45cm水槽にプレコの楽園行ける」と思ってしまったんですよね。「プレコ、基本導入時のサイズから変化しない説」みたいな。「だがブリードセルフィンは除く」みたいな。

成長期があるのかないのかわかりませんが、気長に育てていこうと思います。