アルボリさん、死去
本日はこのブログを始めてから2回目の悲しい記事になります。
これまでの経過
60cmレギュラーのコリドラス本水槽にて、白く弱々しくなっていたアルボリネアートゥスさん。発見してすぐの時はカットアカムシ作戦などが功を奏して回復していたかに見えましたが、その後行った水換えと底床・石・流木掃除後に体調が悪化。
隔離して様子を見つつ、カットアカムシや偶然手に入ったワカサギの卵などを与えるも、目に見えて回復している感じはなく、イトメが到着して与えるもこれまた思ったほどの反応はありませんでした。
塩浴の開始
イトメを全く食べないわけではなかったので、このままではただゆっくりと弱っていくような気もして、決め手となる治療が必要かと0.5%の塩浴から開始しました。

隔離してすぐの時は、アルボリさんが安心でき、尚且つ糞など観察しやすいようにと白砂+流木を入れていましたが、餌を食べる時に白砂も一緒に吸い込んで咳込んでるようにも思い、また流木もあってもなくても気にしていないような感じ(流木の下に留まる感じが全くなかった)ので撤去し、まさにトリートメント水槽という簡素な感じに変更しました。
約2Lの水槽なので、水を半分出してそこに10gの塩を溶かし、点滴法でゆっくりと注ぎました。これで0.5%の塩浴になります。以前、水泡の治療の時にもこの濃度で耐えていたので、まぁ大丈夫だろうと思っていました。
注水後は特に餌食いや動きに変化がなかったため、次の水換えの時に1%にならない程度に塩を追加。それでも特に変化はなく…
思い切って薬浴へ
塩浴するも特別変化は無く、餌も食べる時と食べない時があったため、やはり病気ならまだギリギリ体力あるうちに薬でビシッと治した方がいいかなと思い、数日後にグリーンFゴールドの薬浴へ移行。

前回、15Lの水槽で使った時にグラムで分けていたので、それを目安に薬の量を調整。
32~40Lに1gが規定量なので、2Lの水槽だと何グラムになるかというと…0.05g?ということで、右端のやつを0.2g入りと仮定して、その1/4弱を控えめに入れてみました。

こちらもまた例によって点滴法で3秒に1滴くらいのスピードに調整してゆっくりと注ぎました。
投薬後はやはりというか、案の定変化は無く、餌も本当に小さいイトメの切れ端みたいなのは食べてる?かな?といった感じ。
ただ、もう塩浴の段階から思ってはいましたが、餌を食べるのがすごく下手になっていて、何度も吐き出す→口の前に持っていく→吐き出す→持っていくを繰り返してどうにかすごく小さいイトメを食べている感じで、その頃から段々と心の準備はしていました。

そんな中でも、一縷の望みをかけて様子を見に行くと、まだ一点を見つめて佇んでいて、よし、また小さいイトメ探すから待ってろよ!とピンセットで近づけると・・・
もう、エラが動いていませんでした。
初期対応のミス
今回はまず大前提として日頃の管理ですね。日々いろいろなことがあり、同時多発的に忙しくなると餌もアカムシなどはあげられず、観察も疎かになってしまったので、もっと早くに気づいていれば持ち直したかなと。
そして、そういう体調の悪さに気づいたら、まだアカムシを食べられる元気がある時に隔離して活イトメなどの嗜好性の高い餌を与えたり、軽い塩浴をして様子を見たらよかったです。
本当に、カットアカムシ作戦で回復してちょっと大きいアカムシを食べられるようになっていたあの頃にもっと慎重にやれていたら・・・
セウシーの突然死もかなりショックでしたが、こういう救えたかもしれないというのもまた辛いですね。(そして気づいている方もいるかもですが、この混乱の中でトゲナシヌマエビさんも亡くなりました・・・事故で・・・またなにか記事にします。)
もうコリを新規で迎える気はなかったですが、飴色担当がいなくなってしまったので、またゆっくり考えたいと思います。
ごめん。そしてありがとう。そしてさようならアルボリさん。
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