調子の悪いコリドラスを復活させる!-アカムシ大作戦-
なんやかんや月1更新になってきましたが、そろそろ頻度上げたいですね。と、言うのも実はいろいろとトラブルがあり、やはりそういうことを書いていかないとコリ初心者によるコリ初心者のためのコリ初心者ブログと呼べないですからね。いやそう呼んだ覚えも別にないか・・・
今回の記事もトラブルというか調子を崩してしまった子がおり、一応少し回復してきたので書いてみようかと。
飴色担当の危機
今回、調子を崩してしまったのはこの子、アルボリネアートゥスさんです。

元気な頃の様子
我が家のアルボリネアートゥスさんは一応「飴コリ担当」としてその美しい体色がどこまで濃くなるか楽しみに育てていました。
一時期、塩・薬浴をした時にかなり白く飛びましたが、その後上の画像のようにまた綺麗な飴色に戻ってくれたのです。ところが・・・

なんか見るからに調子悪そー!!
もうこの水槽ではコリを増やすことも減らすこともない!と思っていたので、超絶焦りました。
コリドラスの健康チェック
ネット上に溢れているコリドラス飼育情報にはもっとしっかりとコリの健康診断チェック項目が載っているでしょうが、うちの子のリアルな調子崩し感を書いてみます。

- 体色が薄くなる。(白、あるいは透明?)
- 態勢が保てなくなる。
- 餌に反応しなくなる。
- 餌が目の前にきてもうまく食べられなくなる。
こんな感じでしたね。まず発見時に思ったことが「なんか佇まいが力ない?」という感じで、次に好物のアカムシを入れてみたら反応がなく「これはやばいやつ」と確信しました。特に何の病気かとかはわかりませんでしたが…
調子を崩すまでの状況
ここの所はバタバタしており、水換えが2週間に1回の時もあったり、底床の掃除も全体の半分を左右交互にやるような感じでした。
餌は、冷凍アカムシは時間が出来た時くらいで、基本的にはひかりクレストのディスカスを食べ残しが出ない程度に毎晩1回与え、様子を見る感じではみんな元気に忙しなく食べていたので安心していました。

わらわらと集まるみなさん
ふとしばらく様子をみていると、アルボリさんだけいないことに気づいたのです。その時は一瞬最悪の事態を想像しましたが、流木の奥でふらついている所を発見。

正直、もうあと数日で・・・とか思いましたね。そのくらいやばそうな雰囲気で。
ちゃんと週1回の水換えとその時に全底床の掃除をしないとだなと痛感しました。(;;)ウゥゥ
どうにか救うべく、対策を施しました。
アカムシ・エキス作戦
とりあえず、まずとりあえず換水と底床の掃除をしました。隔離するか?とも思いましたが、今環境を変えるとさらに良くない気がしてやめておきました。
そして次に餌だよなということで、頭に浮かんだのがイトメでしたが、買いに行く余裕はなく、冷凍アカムシや冷凍イトメをどうにか食べてもらおうと考えました。
が、冷凍イトメは中にたまに入っている太めのやつを切ってあげてみましたがソッコーでエラからヒューン!したので早々に諦めて赤虫へ。

アカムシは、解凍すると大体上の6種類のバリエーションで入っていると思います。
しっかり太さも長さもあるやつ、太いけど短いやつ、長いけど細いやつ、細くて短いやつ、それよりも細いやつ、ゴミみたいなやつ。ですね。うちの子たちだとエレガンス君以外の子は①を食べられます。調子が良ければ。
まず思い浮かんだのは、②か④の短い系なら食べてくれるんじゃないかということで、早速試すも②はうまく吸い込めず、④は若干吸うも口からペッと出して他の子に取られるという。
「あれ?これやばいやつ?」と思いながらもさすがに⑥は食べてくれるだろうとその時は思っていました。これは昔グッピーの稚魚が産まれたときにフレーク卒業くらいのタイミングであげてたやつですね。懐かしい。
さっそく与えてみたらなんとまたソッコーエラヒューン「ん??やばたにえん?」
我が家で最高の嗜好品である冷凍アカムシ・イトメを食べないとなると、これはいよいよです。マジでどうにか活イトメ手に入れないと!?と思いましたが、まだ試してないことがあったのです。それは・・・

そうです。カッティング・アカムシです。
アカムシの栄養素について、外皮に何がどのくらいとか、赤いエキスに何がどのくらいとかはわかりませんが、とりあえず赤いエキスだけでも吸ってもらえればよくね?と思ったのです。これも結構前になんかの魚にやった方法ですね。
まだ若干吸う力は残っていたので、口の中で転がしているうちにエキスだけどうにかお腹に届けたいというこの作戦。さっそくBの「どこから食べても美味しいアカムシ(エベフーズ)」をアルボリさんに与えると、小さかったからか、かなり長い時間モグモグしてくれて、与えた日は結果的に飲み込みはしなかったですが、それでも何回か繰り返すうちにお腹が若干赤く色付いたのです!それを見たときに企みの成功を確信しました。

しかしこのカットアカムシ、辺り一帯にエキスが充満するのか、ものっそい嗜好性で、満員電車の出入口付近レベルの勢いでみんながアルボリさんのエラにアタックし、弱ってるアルボリさんが宙に浮いてしまうこともあったので、まず最初にこの自作モグモグバスケットで全員を引き付けて、その後にアルボリさんに与えると落ち着いて食べているようでした。
経過
そんな感じで毎晩アルボリさんにだけ特別対応をし、初日はエキスのみ、次の日はカットアカムシひとつ飲み込み、次の日は小さめのアカムシ飲み込み、次の日はやや大きめのアカムシ飲み込み、と順調に回復してきたのです。

赤かった部分が黒くなり、しっかり消化してウンチになっている
発見当初は餌を入れても動かなかったですが、今ではしっかりみんなと同じように忙しなく動き出すようになり、まだ若干ですが、顔周辺に飴色も戻ってきてます。いやぁ本当によかったなぁ(;;)

まだ鮮やかさはないものの、白っぽさは無くなってきた
流木の奥で今にも倒れそうにしていたあの子が・・・

モグモグバスケット陣取ってる~!いいぞその調子でまた美しい発色を見せてくれ!

ほんと、日頃の管理とチェックを怠らないようにしないとですね。そしてこの件と関係あるのかないのか微妙な所ですが、近々、、、リセットしなければならない案件が・・・
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません